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修士課程2年 赤穂那海(あこうなみ)
【研究テーマ】
底生珪藻類を活用した有害鞭毛藻による赤潮の発生機構の解明と発生予知手法の検討
【研究テーマ】
 日本沿岸海域では、養殖魚介類の大量斃死を引き起こす有害赤潮が現在も発生している。しかし現時点では、生贄の移動や餌止め等の緊急避難的な対策が主体であり、赤潮の発生予知や未然に赤潮を防ぎ、コストと生態系への配慮が十分に考慮された技術の確立が真に望まれている。
 有害赤潮を引き起こす渦鞭毛藻Karenia mikimotoiやラフィド藻Chattonella antiqua等多くの鞭毛藻類は日周鉛直移動を行い、底層水中の豊富な栄養塩を利用して増殖すると考えられている。一方、沿岸浅海域の海底堆積物表面には底生性の珪藻類が多数生息しており、海底泥の間隙水中の栄養塩を吸収し、水中への栄養塩の溶出を抑制することが報告されている。さらに、有害渦鞭毛藻Karenia mikimotoiと底生珪藻類Nitzschia sp.の二者培養実験にて渦鞭毛藻が顕著に減少したことから、底生珪藻類が有害鞭毛藻類を阻害する物質 (アレロパシー物質) を生成する可能性が示唆された。
  以上述べた背景より、底生珪藻類の減少が有害鞭毛藻類の初期発生と日周鉛直移動による栄養塩摂取に依拠した増殖に大きな影響を与えていると考えた。底生珪藻類が海底で豊富に生息する沿岸域においては、日周鉛直移動で海底に到達した鞭毛藻の利用できる栄養塩は底層水中に少なく、アレロパシー等で増殖阻害を受ける可能性が大きい。したがって、沿岸浅海域の自然環境下に生息している底生珪藻類を指標にすれば、赤潮の発生予知 (底生珪藻類が少ないと発生し易い) も可能になると考えられる。さらに、海底の底生珪藻の増殖を促進する事は、生態系に配慮された、コストが低い赤潮の発生予防法と位置付けできる。
  底生珪藻類と有害鞭毛藻類の関係を把握することは、沿岸域における鞭毛藻赤潮の発生機構の解明と赤潮発生予知に大きく貢献すると期待される。さらに、赤潮発生予知だけでなく赤潮防除の観点から、情報が殆どない沿岸域海底の底生珪藻類の生理生態を把握することを目的とした。
出身地 大阪
ニックネーム あこちゃん
将来の夢 海が近くて坂のある街か、離島に住む
座右の銘 偉大に思索する者は偉大に迷うに違いない
趣味 山で過ごす
好きな
食べ物
肉・魚
好きなお酒 日本酒とか。最近ホットウィスキーにはまってます。
きのこor
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北海道大学大学院 水産科学研究科 多様性生物学講座(プランクトン教室)

  

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